優しくしたつもりでいて優しくされてたりするんだよ〜 #映画ホームステイ 感想文〜

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💫のしま💫です。

 

おひさしぶりですね!!🍑🦍

 

2月11日0時に全世界に配信されたAmazon Original映画HOMESTAY の感想をつらつらと。ネタバレあるので未視聴でネタバレ回避したい方はここで閉じてください〜!

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こういう若くて駆け出しでまだイメージが確立されていない俳優が出る作品の面白いところって、作中の役の成長だけじゃなくて、俳優自身の成長が見えて、役と重なり役にも俳優にも肩入れしてしまうところだと私は思ってるんだけど、今作もそれに当てはまると思ってる。長尾くんのどんどん演じることが楽しくなってキラキラとしていく様子が、シロと重なってさらに作品が面白く、みずみずしくなっていたように感じた。見ていてわくわくするような作品になっていた理由の一つは、長尾くんの作品を通した成長だと思う。

色々たくさん思うところがあって、印象に残るシーンがあって、たくさん言いたいことはあるけど、この映画を観終わったときの気持ちは「長尾くんにこの映画があってよかった」だった。

長尾くんは明るく元気で好奇心旺盛で毎日楽しく生きているけど、いつかなにかがあって心を閉ざしてしまったとき、他人のことが信じられなくなったり、世界がモノクロに見えてしまった時に、どうか自分が演じたこの作品のことを思い出してくれたらいいなあと思った。

楽しく生きてるからそんなこと起こり得ないよ〜とも思うけど、人の心はなにがあるか分からないし、たくさんの人の目に晒される大変なお仕事だから、つらくなってしまったときに支えになるような作品が、担当の頭の中にあるっていうのは、エンタメに心を支えてもらってきたオタクとしては、なんかすごく安心できることだなと思った。

作品の主軸のメッセージは、きっとど真ん中思春期の世代が見たらズバズバ刺さるだろうし、少し大人の世代だったら「あの頃の自分」を救済できるきっかけになる作品なんじゃないかなって思った。

ひとりじゃないよっていうか、私以外にもそうやって思ってる人いたんだ…ってなるんじゃないかな。

父が家庭に不在かつ自分の夢を否定したことも、母が不倫をしていたことも、なんとなく学校に馴染めない存在だったことも、それは事実として残るし変わることはないけど、それと同じように、家族4人で過ごしてきた楽しい思い出や生活も、自分のことをずっと見ていてくれた幼なじみの優しさも、先輩の命を救うことができたことも、全部事実で、このホームステイがなければ前者の部分にしか意識がいかず、後者の部分に気付けていなかったんだよね。まあ普通にマイナスな出来事の方がインパクトでかいしそれは仕方のないことなんだけど。

物事には違う側面があるというよりは、たくさんの事実があってそれに気付けるか、気付いてどう受け止めていくかが大事で、その選択によって人生を愛せるか愛せないかが分かれるのかなあと思った。だって、優しさに気づいても前者の悲劇の方が強く残るのであれば、きっと家族を恨んで生きていくことになったわけだし、苦しいだろうけどそれはそれでその人の人生だよなあなんてことを思ったりした。だから映画みたいに生きれるわけねえだろって感想もそれはそうだよなあと思うしそれでいいんじゃないかなあ。って思いがあったりしたので、「だからもう少しだけこの人生を愛してみようと思う」の台詞が今作の中で最も好きな台詞です。

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長尾担としては初の主演作がどうなっているんだろうとドキドキしていて緊張してたんだけど、とにもかくにもこの作品に向き合った瞬間の長尾くんを最大限に美しく残してくれたこの作品に感謝してもしきれない……

みずみずしく生き生きとキラキラとお芝居を楽しんでいる様子が伝わってきて、ああこんなに煌めいている長尾くんを観ることができて本当に幸せだなあって思った。

てかシンプルにもさもさの長尾くん超絶かわいいーーーーーーー!ODする自担も吐血も吐瀉も鼻血もビンタもありがてえーーーーーーー!オタクが見たいの詰め合わせハッピーセットが過ぎるだろこの組み合わせすごいな改めて文字にすると!肌質のリアルさもたまらなかった

個人的には、最も好きだったのは砂時計が落ちきる直前シロの犯した罪について気付き話すシーンなんだけど、オレンジの光に照らされた真(シロ)の美しいこと……影の使い方が素敵で私多分一生このシーンのこと覚えてると思う。

お兄ちゃんが自分の気持ちを真にぶつけるところも心打たれたし、ちゃんとお兄ちゃんの気持ちがシロにぶっ刺さってるなってことが、表情からも読み取れて、ここは本当に両者に感情移入してしまって、感情大忙しだったしめちゃくちゃ泣いた。

先輩とデートしてるときに、プレゼントは誰に渡すものか聞いてるシロのかわいさがたまらなかった…「友達にってあの…」の顔も聞き方も、そのあとの安堵した表情も、コロコロと変わる素直な表情がかわいくてかわいくて。あのけなげな表情に絆された人も多いんじゃないかな。

あとこれは盛大な勘違いなんですけど、彩雲のシーンを見て、このシーンをきっかけに毎週オタクに空を届けてくれてるのだとしたら、愛おしくてたまんないなーと思った。自分を見つけてくれた(とその時点では思っている)憧れの先輩に真がしたように、自分を見つけてくれたオタクに長尾くんがしているのだとしたら、そんな嬉しいことはないなあって思ったりした。

私はすぐにエンタメに救済を求めてしまう人間なんだけど、今私の人生をカラフルにしてくれてるのって長尾くんなんですよね。他人のふんどしで相撲とってるっていうか他人の相撲にヤジ飛ばしてるだけなんですけども、それでも嬉しくて嬉しくてたまらなかったり、悔しくて涙をのんだり、怒ったり、楽しくてたまらなくて笑ったり、いろんな気持ちにさせてくれてるのは長尾くんなんだよなあ。

物理的にもカラフルにしてくれてて、ずっとモノクロベージュブラウンしかなかったクローゼットに、担当カラーの黄色をはじめとして、以前であれば絶対手に取らなかったであろうピンクとか、いろんな色のお洋服を手にとるようになって。これは長尾担になって長尾くんがお洋服を着ることを楽しんでいる姿を見て、「わたしも色んなもの着てみたいな」って思ったからなんだよね。

数年ぶりに髪の毛明るくしたり伸ばしたり切ったりも、その延長なんだよ。長尾くんを好きになってわたしの人生はとーってもカラフルになったと思う。好きになって良かったな〜って思ってる、いつも。

今回はこんな素敵な作品に出会わせてくれたことで、より自分の心がカラフルになったと思う。昔の苦かった気持ちを思い出したり、いろんな感情になって楽しかった。

これからも長尾くんをきっかけに、いろんなわくわくするものに出会えますように。

 

そして、長尾くんがいつも楽しく笑顔で生きていることができますように!

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まだ見えないその「色」を見つけるために

泣いたりくじけたりしてたどり着くのさ

最後に笑えばOKでしょ?

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